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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻4号

1987年04月発行

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海外文献紹介「慢性腎不全患者における消化管のteleangiectasiaからの出血に対するestrogen-progesterone療法」 フリーアクセス

著者: 白井孝之1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.406 - P.406

文献概要

 Estrogen-progesterone therapy for bleeding gastrointestinal teleangiectasias in chronic renal failure. An uncontrolled trial: Bronner MH, et al (Ann Int Med 105: 371-374, 1986)

 teleangiectasiaは慢性腎不全患者における消化管出血の原因として重要であるが,病変が広範囲に多発し再発性であるため,各種内視鏡的止血法および外科的切除では効果不十分である.一方,hereditary hemorrhagic teleangiectasia(Osler病)の患者の鼻出血に対し,estrogen-progesteroneが有効との報告があるが,著者らはこの点に注目し,teleangiectasiaから消化管出血を来した7名の腎不全患者に対しestrogen-progesterone療法のuncontrolled trialを行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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