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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻4号

1987年04月発行

文献概要

初心者講座 大腸検査法・4

X線検査―撮り方・読み方―(2)初回検査をどう撮るか

著者: 栗原陽一1

所属機関: 1福島医科大学第2内科

ページ範囲:P.483 - P.488

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 はじめに

 検査手技が簡単なほど,撮られた写真の読影は難しい.胸部X線像しかり,腹部単純X線像しかり,である.それに比べて,例えば胃の二重造影法が写真上,様様な情報をもたらしてくれるのは,検査手技に一定のマニュアルがあり,それにのっとって写真を撮れば,所見の読影が可能であるという方法論に基づいているからであろう.そうすると,胃よりも単純な臓器である大腸では,検査方法に一定の基準を設けさえすれば必ず,良い写真が得られることになる.

 そのような大腸X線写真の撮り方について以下に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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