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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻5号

1987年05月発行

文献概要

今月の主題 胆囊癌の診断―発育進展を中心に 主題症例 臨床経過を観察された胆囊癌症例

臨床経過を観察し癌の進展度を確診できた胆囊癌の1例

著者: 小川薫1 有山襄1 須山正文1 猪狩功遺1 白壁彦夫1

所属機関: 1順天堂大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.577 - P.580

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要旨 約1年間にわたり臨床経過を観察し,癌の進展度を確診できた胆囊癌の1例を報告した.また胆囊癌自験40例について,US,CT,直接胆道造影,血管造影の各種検査法の癌進展度診断能を検討した.各種画像診断の組み合わせによって胆囊癌の進展度を診断できるようになった.胆囊癌患者の延命を図るためには,進展度に応じた適切な治療法を選択すべきであり,治療前の癌進展範囲に関する正確な診断が求められる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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