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胃と腸ノート
右側結腸はもちろんコロノスコピーの盲点である
著者: 長廻紘1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器内科
ページ範囲:P.786 - P.786
文献購入ページに移動 右側結腸(横行結腸~盲腸)において診断される腫瘍性病変は小さな腺腫,進行癌が多く,大きな腺腫や早期癌は少ない(「胃と腸」22巻4号p442).腺腫は大きく育たず,早期癌は最初から癌として発生すると推測される.進行癌があるのだから早期癌もそれに劣らずあるのは間違いない.診断されるものが少ないことになる.
右側結腸における早期癌は進行癌に早く進展する(時間の問題),形態学的に発見の難しいものが多い(形の問題),具体的に言うと有茎性ポリープではなく広基性やnonpolypoid(扁平,平坦,陥凹型)の割合が多いことが想像されるし,事実そうである.
右側結腸における早期癌は進行癌に早く進展する(時間の問題),形態学的に発見の難しいものが多い(形の問題),具体的に言うと有茎性ポリープではなく広基性やnonpolypoid(扁平,平坦,陥凹型)の割合が多いことが想像されるし,事実そうである.
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