文献詳細
文献概要
病理学講座 消化器疾患の切除標本―取り扱い方から組織診断まで(7)
病理組織標本の作製法
著者: 小池盛雄1
所属機関: 1東京都立駒込病院病理科
ページ範囲:P.857 - P.860
文献購入ページに移動はじめに
病理組織標本の出来を左右する因子は様々であり,周定の程度,パラフィン浸透の程度,染色液の選択,染色標本の脱水・透徹の良否などが影響を及ぼす.病理標本作製の手順・染色の操作などについては専門の組織技術書に譲り1)2),本稿では日常起こりやすい障害について記載し,注意を喚起すると共に,日常使われる特殊染色についても簡単に述べる.
病理組織標本の出来を左右する因子は様々であり,周定の程度,パラフィン浸透の程度,染色液の選択,染色標本の脱水・透徹の良否などが影響を及ぼす.病理標本作製の手順・染色の操作などについては専門の組織技術書に譲り1)2),本稿では日常起こりやすい障害について記載し,注意を喚起すると共に,日常使われる特殊染色についても簡単に述べる.
掲載誌情報