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文献概要
今月の主題 陥凹型早期大腸癌 序説
Ⅰ型(隆起型)からⅡ型(表面型)へ―早期大腸癌肉眼所見の“流行”
著者: 丸山雅一1
所属機関: 1癌研究会付属病院内科
ページ範囲:P.879 - P.882
文献購入ページに移動当時,早期大腸癌に関する頼りになる文献といえば,Spratt and Ackerman(1962)の「Small primary adenocarcinoma of the colon and rectum」ぐらいだった.X線診断ではWeber(1950)やWelin(1958)の記載はあったが,これらは絵で納得させるようなものではなかったから,診断の実際にはあまり役に立たなかった.
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