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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻8号

1987年08月発行

文献概要

今月の主題 陥凹型早期大腸癌 主題症例

Ⅱc+Ⅱa型早期大腸癌の1例

著者: 五十嵐達紀1 長廻紘1 田中俊夫1 浜野恭一1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.933 - P.936

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要旨 早期大腸癌の形態は大部分が隆起型をとると考えられてきた.しかしながら最近,陥凹成分を有する早期癌が報告されるようになり,大腸癌の発育・進展の面からも,その存在意義が注目されるようになった.直腸癌手術後,注腸検査を3回施行し,3年後にIlc+Ila型の早期大腸癌が発見された症例を経験した.組織型は高分化腺癌と低分化腺癌が混在しており,ly2,v2,壁深達度sm,n1(+)であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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