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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻9号

1987年09月発行

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書評「Practical Fiberoptic Esophagoscopy」 フリーアクセス

著者: 遠藤光夫1

所属機関: 1東京医科歯科大学

ページ範囲:P.1036 - P.1036

文献概要

 食道癌の早期診断に内視鏡検査が不可欠であることは言うまでもない.しかし,粘膜癌,特に上皮内癌の診断や微小癌の診断が,ただファイバースコープを挿入したからといって,無条件で探知できるものでもなし,多少の熟練も必要であるし,観察上のコツも必要になってくる.

 本書は食道ファイバースコープ検査の実際について,要領よく簡潔にしかも読みやすくまとめてある.したがって内視鏡検査の教科書というより,いつでも必要によりパラパラと頁を開いて拾い読みできるというハンドブック的気やすさを持てるものである.これは1つに著者らの実力によるもので,著者らは,現在のこの分野では第1人者であり,しかも現役のバリバリであって,その豊富な自分の経験で書かれたものであるからであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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