文献詳細
文献概要
初心者講座 大腸検査法・9
1人操作法によるトータルコロノスコピー
著者: 岡本平次1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院内科
ページ範囲:P.1091 - P.1094
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
1982年筆者らは“Shinya式大腸ファイバースコープ”と題し,Shinya手技とはいかなるものかを本誌に紹介した1)~3).筆者も大腸内視鏡検査(以下CFと略す)は7,000例を越え,最近では平均盲腸到達時間4分40秒,挿入率98%と好成績を上げている.もはやCFも上部消化管内視鏡検査同様,ルーチン検査の時代に突入したと言える.本稿では再度Shinya式CFの基本手技を解説し,筆者なりにアレンジし,工夫している点などについて述べる.
1982年筆者らは“Shinya式大腸ファイバースコープ”と題し,Shinya手技とはいかなるものかを本誌に紹介した1)~3).筆者も大腸内視鏡検査(以下CFと略す)は7,000例を越え,最近では平均盲腸到達時間4分40秒,挿入率98%と好成績を上げている.もはやCFも上部消化管内視鏡検査同様,ルーチン検査の時代に突入したと言える.本稿では再度Shinya式CFの基本手技を解説し,筆者なりにアレンジし,工夫している点などについて述べる.
掲載誌情報