icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻1号

1988年01月発行

今月の主題 X線・内視鏡所見と切除標本・病理所見との対比(胃)

主題

胃X線所見と切除標本所見の対比―方法と問題点

著者: 政信太郎1 西俣寛人1 青崎真一郎1 唐仁原寛1 米沢善照1 丸山大介1 中村勇一1 鮫島朝之1 大井秀久1 尾辻真人1 西俣嘉人1 橋本修治1

所属機関: 1鹿児島大学医学部第2内科

ページ範囲:P.14 - P.20

文献概要

要旨 X線診断学の向上の手掛かりは術前像と切除標本の細かい対比から得られることが多い.X線診断の場合,術前像と切除標本とは異なった表現形式を持つものであり,直接対比させるのは難しい.肉眼所見をX線学的模様像(固定標本レントゲノグラム)に替えて,これと術前像との対比が有用である.われわれは全割標本→再構築図→固定標本レントゲノグラムおよび肉眼所見→術後像→術前像,の手法でretrospectiveに検討を行っている.胃X線所見と切除標本所見の対比は固定標本レントゲノグラム,術後像を間を入れて行うことによって,より正確にしかも容易に行うことができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら