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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻1号

1988年01月発行

文献概要

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海外文献紹介「喫煙はヒスタミンH2受容体拮抗剤の胃内酸度への効果を妨げるか?」

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.82 - P.82

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 Does smoking interfere with the effect of histamine H2-receptor antagonists on intragastric acidity in man?: Bauerfeind P, et al(Gut 28: 549-556, 1987)

 喫煙は消化性潰瘍の治癒に対して不利な影響を及ぼす.十二指腸潰瘍では治癒を遅らせ再燃の原因となりヒスタミンH2受容体拮抗剤の効果を減弱させることが報告されているし,おそらく胃潰瘍でも同様な影響を与えるだろうと言われる.しかしその作用機序はわかっていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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