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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻10号

1988年10月発行

文献概要

初心者講座 座談会 消化器疾患とUS・CT・2

Ⅰ.消化器疾患診断に果たすUS・CTの役割 >その2<

著者: 八尾恒良1 竹原靖明2 板井悠二3 小越和栄4 中林正一1 須山正文5

所属機関: 1福岡大学筑紫病院・内科 2関東中央病院・画像診断部 3東京大学・放射線部 4県立がんセンター新潟病院・内科 5順天堂大学・消化器内科

ページ範囲:P.1170 - P.1173

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 竹原 US画像に現れるアーチファクトや注意すべき点は4つか5つあります.

 1つは,超膏波ビームは幅が広いものですから,隣にあるものが重なり合って描出されるということです.例えばFig. 2に示したように十二指腸が胆囊の中に写って,隆起性病変のように見えることがあります.また,近接している石灰化が一緒に胆管の中に描出されて胆管結石のように写ることがあります.この点は注意しなければならないと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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