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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻11号

1988年11月発行

文献概要

今月の症例

Schoenlein-Henoch紫斑病の1例

著者: 松井敏幸1 飯田三雄1 馬場崇1 川崎厚1 連吉時1 興梠憲男1 藤島正敏1

所属機関: 1九州大学第2内科

ページ範囲:P.1182 - P.1184

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 Schoenlein-Henoch紫斑病(以下SHP)は免疫学的機序による細小血管単位の血管炎が原因とされている.本症は紫斑,関節痛,腹痛などを主徴とし,消化器症状を高率に合併することはよく知られているが,消化管病変のX線・内視鏡像についての報告は少ない.最近われわれは著明な消化管病変を呈したSHPの1例を経験したので報告する.

 〔症 例〕患者は64歳男性(No. 8765),主訴は上腹部痛と黒色便.既往歴に気管支喘息,胃潰瘍.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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