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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻12号

1988年12月発行

文献概要

今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(1) 序説

腸管の悪性リンパ腫

著者: 丸山雅一1

所属機関: 1癌研究会付属病院内科

ページ範囲:P.1307 - P.1309

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 本号の特集「腸管の悪性リンパ腫(1)」は,2号にわたって企画されたものの前半である.後半は24巻5号に予定されており,主として鑑別診断,治療と予後の問題が論じられることになっている.

 本誌「胃と腸」のバックナンバーを調べてみると,悪性リンパ腫が主題として取り上げられているのは「消化管の悪性リンパ腫」(8巻2号),「胃リンパ腫(1)-悪性リンパ腫」(15巻9号),「胃リンパ腫(2)-良性リンパ腫」(16巻2号),「胃リンパ腫(3)-鑑別」(16巻4号),「胃リンパ腫(4)-治療と経過」(16巻5号),の計5回にすぎない.消化管の悪性腫瘍のなかでは悪性リンパ腫は癌に次ぐ頻度で存在するとはいえ,この悪性リンパ腫は,「胃と腸」23巻までの歴史のなかでは,話題性に乏しい企画と判断されたためであろうか.また胃の悪性リンパ腫に偏っていることも否めない.今回「腸管の悪性リンパ腫(1)」として,胃以外の悪性リンパ腫に焦点を当てることを意図した理由もこのあたりにある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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