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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻12号

1988年12月発行

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海外文献紹介「切除術は膵癌の治療として適当か―殊に費用面からの検討」 フリーアクセス

著者: 久野信義1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1380 - P.1380

文献概要

 Is resection appropriate for adenocarcinoma of the pancreas? A cost-benefit analysis: Lee MS, Stahlgren LH (Am J Surg 154: 651-654, 1987)

 従来より,膵癌の治療としては,切除術も消化管吻合あるいは減黄術などの姑息的手術も,その予後に関しては差はないとする報告が多かった.本論文では更に入院期間,治療費の面も加えて切除術と吻合術との差を検討した.

 対象は膵癌患者116例で,切除10例(8.6%),吻合68例,開腹のみ9例,非手術29例よりなった。それぞれの入院期間,生存期間,手術死,合併症,治療費などを検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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