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文献概要
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海外文献紹介「切除術は膵癌の治療として適当か―殊に費用面からの検討」
著者: 久野信義1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.1380 - P.1380
文献購入ページに移動 Is resection appropriate for adenocarcinoma of the pancreas? A cost-benefit analysis: Lee MS, Stahlgren LH (Am J Surg 154: 651-654, 1987)
従来より,膵癌の治療としては,切除術も消化管吻合あるいは減黄術などの姑息的手術も,その予後に関しては差はないとする報告が多かった.本論文では更に入院期間,治療費の面も加えて切除術と吻合術との差を検討した.
対象は膵癌患者116例で,切除10例(8.6%),吻合68例,開腹のみ9例,非手術29例よりなった。それぞれの入院期間,生存期間,手術死,合併症,治療費などを検討した.
従来より,膵癌の治療としては,切除術も消化管吻合あるいは減黄術などの姑息的手術も,その予後に関しては差はないとする報告が多かった.本論文では更に入院期間,治療費の面も加えて切除術と吻合術との差を検討した.
対象は膵癌患者116例で,切除10例(8.6%),吻合68例,開腹のみ9例,非手術29例よりなった。それぞれの入院期間,生存期間,手術死,合併症,治療費などを検討した.
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