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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻2号

1988年02月発行

文献概要

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海外文献紹介「食道静脈瘤を有する患者における上部消化管出血―最も多い出血源は何か?」

著者: 樋上義伸1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.228 - P.228

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 Upper gastrointestinal bleeding in patients with esophageal varices. What is the most common sourse?: Sutton FM(Am J Med 83: 273-275, 1987)

 食道静脈瘤を有する患者に吐血がみられた場合,その出血源は静脈瘤以外の病変であることが多いと一般に信じられているし,HarrisonやCecilの教科書にもそのように記載されている.著者はこの記載が,ファイバースコープの使用経験の少ない時代の報告によるもので,対象症例数もたかだか27例にすぎない点を問題とし,多数例を対象とした検討の成績を報告している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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