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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻2号

1988年02月発行

Coffee Break

異説潰瘍学(1) 潰瘍瘢痕は治療の対象か

著者: 五ノ井哲朗1

所属機関: 1福島県立本宮病院

ページ範囲:P.236 - P.236

文献概要

 潰瘍が治った後,再発を防止するために,何がしかの期間維持療法をする.薬の使い方,治療期間,効果の評価などについて問題があるとしても,維持療法をすること自体は目下の臨床の常識と言ってよかろう.

 ところで,たまたま発見された潰瘍瘢痕は治療の対象であろうか.例えば,集団検診の要精検例などで,たまたま発見した潰瘍瘢痕を治療の対象とするだろうか.筆者も含めて,答はおおかた“No”であろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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