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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻3号

1988年03月発行

文献概要

今月の主題 消化管形態診断の将来はどうあるべきか 座談会

消化管形態診断の将来はどうあるべきか

著者: 丸山雅一1 牛尾恭輔2 長廻紘3 吉田茂昭4 渡辺英伸5 高木国夫6 八尾恒良7 多賀須幸男8 市川平三郎9

所属機関: 1癌研究会附属病院内科 2国立がんセンター放射線診断部 3東京女子医科大学消化器内科 4国立がんセンター内科 5新潟大学第1病理 6癌研究会付属病院外科 7福岡大学筑紫病院内科 8関東逓信病院消化器内科 9国立がんセンター

ページ範囲:P.258 - P.278

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 市川(司会) お忙しいところをお集まりいただきましてありがとうございました.“消化管形態診断の将来はどうあるべきか”という非常に大きな題をいただきましたが,今日はベテランの先生ばかりですから,おそらく読者の皆様も楽しんでこれをお読みになるだろうと思いますので,忌憚のないご意見を十分に述べていただきたいと思います.

 1987年春の消化器内視鏡学会でも話題になりましたように,X線が中心なのか,内視鏡なのかということが大きな問題の1つだろうと思います.世界的な傾向としては内視鏡が非常に大きなパートを占めるようになっていると思いますし,そういう方向へいくだろうとは思います.でも,“でも,二重造影は価値がある”とかいう主題のセミナーが最近ありましたね.結論的には両方必要だということになるのでしょうけれども,しかし,やはり利害得失はあろうかと思うわけです.

 最初に,丸山先生にX線を中心とした基調演説をしていただき,多賀須先生に内視鏡を中心とした基調演説をしていただき,後でそのほかの一般的なことに関しての基調演説を高木先生にしていただく.それを中心にして皆さんの意見をお聞きするというふうに運びたいと思いますのでよろしくお願いいたします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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