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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻3号

1988年03月発行

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海外文献紹介「潰瘍性大腸炎患者家族における特発性炎症性腸疾患の頻度」 フリーアクセス

著者: 桜井幸弘1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.316 - P.316

文献概要

 Prevalence of inflammatory bowel disease among relatives with ulcerative colitis: Mons'n U, et al(Scand J Gastroent 22: 214-218, 1987)

 潰瘍性大腸炎(UC)患者家族からは特発性炎症性腸疾患(IBD)が高率に発症することが知られているが,バイアスのない研究は少ない.1955年から79年までの25年間にストックホルムで診断された1,274例のUCについて家族内発生の頻度を全例個人面接で調査し,家族内発症のIBD全例について病歴で確認できた.結局対象としたUCは963例で,その中から76例の家族内発症のIBDが確認された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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