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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻4号

1988年04月発行

今月の主題 内視鏡的胃粘膜切除の臨床―ジャンボ・バイオプシーをめぐって

序説

strip biopsy,jumbo biopsyの歩みを顧みて

著者: 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.371 - P.372

文献概要

 筆者がstrip biopsyという言葉を,手技が全く未完成のままひねり出して使ってからずいぶん久しい.もともと,粘膜を“はぎとる”という語を辞典に求めて,strip biopsy≒はぎとり生検と,短絡的に使ったのが最初である.

 名前をめぐる問題は,strip biopsyという和製英語(?)が,私の言った歴史的文脈をかなり離れてしまって,いま新しい内視鏡的治療法の1つとして,力強く一人歩きしてしまっているところにあると思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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