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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻4号

1988年04月発行

文献概要

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海外文献紹介「大腸ファイバー正常例にも生検が必要か?」

著者: 松岡聡明1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.454 - P.454

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 Is biopsy necessary if colonoscopy is normal ? : Prior A, Lessells AM, Whorwell PJ (Dig Dis Sci 32 : 673-676, 1987)

 炎症性大腸疾患の初期の所見や小腫瘍,大腸ポリープの発見には大腸X線よりも大腸ファイバーが有用であるが,大腸ファイバーの繁用により異常所見のない検査件数も増え,肉眼的正常例に生検が必要か否かという疑問が起こる.著者らは内視鏡的に正常な大腸にどの程度組織学的な異常が認められるか,またそれがどのくらい,臨床的パラメーターとなりうるかを知り,内視鏡検査正常例での生検施行のガイドラインを作成することを目的に検討を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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