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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻7号

1988年07月発行

今月の主題 微小胃癌診断―10年の進歩

主題

微小胃癌診断のコツ―肉眼所見と対比して―内視鏡の立場から

著者: 西沢護1 志賀俊明1 池延東男2 早川尚男2 高木直行2 浜田勉3 窪田久3

所属機関: 1東京都がん検診センター 2早期胃がん検診協会 3順天堂大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.775 - P.780

文献概要

要旨 5mm以下の微小胃癌の診断は癌の周りの反応性変化による盛り上がり(周堤)の有無によってかなり異なる.特に4mm以下のものでは周堤のないものは発見しにくい.分化型癌のほうが未分化癌より周堤(+)のものが多く発見しやすい.未分化癌の中でも胃底腺領域の微小m癌は診断が難しい.内視鏡によるpickupの限界は3mm,その極限は2mmと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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