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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻7号

1988年07月発行

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海外文献紹介「免疫増殖性小腸疾患(IPSID):30例の臨床像と予後」 フリーアクセス

著者: 多賀須幸男1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.790 - P.790

文献概要

 Immunoproliferative small-intestinal disease: clinical features and outcome in 30 cases: Gilinsky NH, Novis BH, et al (Medicine 66: 438-446, 1987)

 かつて地中海腹部リンパ腫と呼ばれたこの疾患は,多くの開発途上国の低所得者層にみられ,必ずしもリンパ腫ではないことから,WHOからIPSIDと呼ぶように提案されている.本疾病の臨床像としては,下痢,吸収不良,やせ,腹痛が必発で,小腸粘膜と腸間膜リンパ節に主として形質細胞よりなるびまん性の高度な浸潤がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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