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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻8号

1988年08月発行

文献概要

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海外文献紹介「どのような消化性潰瘍患者が出血で発症するのか?」

著者: 山本惠祥1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.914 - P.914

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 Which peptic ulcer patients bleed?: Matthewson K, et al (Gut 29: 70-74, 1988)

 出血は消化性潰瘍の致命的合併症の1つであるが,どのような患者が疼痛よりも出血で発症するのかはわかっていない.著者らは出血で発症した消化性潰瘍患者の背景因子を探る目的で,1984年9月から1986年10月の間に2つの施設で,緊急内視鏡が行われ,出血で発症した139名の患者群(以下B群)と,疼痛を主訴に来院し,通常の内視鏡検査で潰瘍が発見された74名の患者群(以下P群)との臨床像を,prospectiveな調査で比較した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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