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文献詳細

雑誌文献

胃と腸23巻8号

1988年08月発行

文献概要

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編集後記

著者: 小越和栄

所属機関:

ページ範囲:P.932 - P.932

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 ERCPが臨床診断に使用され始めたころは,これで小膵癌が多く見つかるだろうとの期待が大きかった.しかし,実際はなかなか早期の癌は発見されず,他の消化管の癌の早期診断や病態の解明の進歩とは大きく掛け離れてしまった.

 しかし,数は少ないが1cm以下の小さな,しかも早期と思われる膵癌症例もポツポツと見つかっているのも事実である,今回はこの数の少ない膵癌を集め,1例ずつディスカッションすることにより膵癌の初期像,その進展形式,診断能およびその可能性などに迫りたいと考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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