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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻1号

1989年01月発行

文献概要

今月の主題 噴門部陥凹型早期胃癌の診断 序説

噴門部陥凹型早期胃癌の診断

著者: 丸山雅一1

所属機関: 1癌研究会付属病院内科

ページ範囲:P.11 - P.12

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 筆者は,座談会のまとめのところでも同様のことを述べているので少しくどくはなるが,ゲラを何回か読み直しながら書いているこの序説で再度,新春を飾る24巻1号の主題として“噴門部陥凹型早期胃癌の診断”が選ばれた経緯を述べておく.

 正確な日時は定かではないが,1983年の春ごろに開かれた編集会議のことである.19巻の主題の1つとして,筆者は“パンエンドスコピー”を強く推した.当時,既にパンエンドスコピーをもってすれば上部消化管の診断にX線検査は不要とまで極論する人たちがいたし,世論の動向もパンエンドスコピー学派があとひと押しすれば,大勢はX線検査不要論に靡きそうな感触がないとは言えなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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