文献詳細
文献概要
--------------------
海外文献紹介「穿刺針での測定による食道静脈瘤圧:肝硬変患者における内視鏡的所見や重症度との関連」
著者: 白子順子1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.1131 - P.1131
文献購入ページに移動 Pressure of intraoesophageal varices assessed by fine needle puncture: its relation to endoscopic signs and severity of liver disease in patients with cirrhosis: Kleber G, et al (Gut 30: 228-232, 1989)
門亢症の患者において食道静脈瘤のR-C signは静脈瘤破裂の危険因子と考えられてきた.R-C signは,組織学的には上皮下の毛細血管と交通した上皮内の血管の拡張を表すと言われているが,その病因や血流動態との関連についてはまだ解明されていない.今回著者らはteflon tubeを硬化療法用の穿刺針に取り付け直接食道静脈瘤圧を測定し,R-C signの有無,その他の内視鏡所見,臨床的生化学的パラメーターとの関連について検討した.
門亢症の患者において食道静脈瘤のR-C signは静脈瘤破裂の危険因子と考えられてきた.R-C signは,組織学的には上皮下の毛細血管と交通した上皮内の血管の拡張を表すと言われているが,その病因や血流動態との関連についてはまだ解明されていない.今回著者らはteflon tubeを硬化療法用の穿刺針に取り付け直接食道静脈瘤圧を測定し,R-C signの有無,その他の内視鏡所見,臨床的生化学的パラメーターとの関連について検討した.
掲載誌情報