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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻10号

1989年10月発行

文献概要

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海外文献紹介「Crohn病における腸の安静および栄養療法の効果に関する比較試験」

著者: 白井正人1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1186 - P.1186

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 Controlled trial of bowel rest and nutritional support in the management of Crohn's disease: Greenberg GR, et al (Gut 29: 1309-1315, 1988)

 近年,Crohn病の治療法としてTPNによる腸の安静(bowel rest)が有効であると報告されてきている.しかし,TPNによる,完全な腸の安静(complete bowel rest)が必ずしも必要かどうかについては疑問がある.食物の経口摂取の有無で2群に分けた比較試験では,ステロイド治療の場合,差がないとの報告もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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