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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻10号

1989年10月発行

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海外文献紹介「潰瘍性大腸炎に対する直腸結腸切除術が原発性硬化性胆管炎の自然史に及ぼす影響」 フリーアクセス

著者: 中村常哉1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1197 - P.1197

文献概要

 Effect of proctocolectomy for chronic ulcerative colitis on the natural history of primary sclerosing cholangitis: Cangemi JR, et al(Gastroenterology 96: 790-794, 1989)

 原発性硬化性胆管炎(以下PSC)は原因不明の慢性の胆汁うっ滞症で胆管の線維性閉塞が特徴的であり,しばしば潰瘍性大腸炎(以下UC)を合併する.PSCとUCの両者に罹患した患者に対する直腸結腸切除術がPSCの自然史に及ぼす影響は知られていないが,PSCの効果的な内科療法がない現在,直腸結腸切除術がPSCに対しても効果があるかどうかを明らかにすることは重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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