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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻2号

1989年02月発行

文献概要

今月の症例

Ⅱc型早期胃癌―Ul(-),径1.5cmの線状未分化型癌

著者: 高木国夫1 加来幸生2 柳沢昭夫3

所属機関: 1癌研究会付属病院外科 2癌研究会付属病院内科 3癌研究会付属病院癌研究所病理

ページ範囲:P.124 - P.126

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 〔患者〕39歳,女性.現病歴:検診の胃X線検査で異常が指摘され,微小Ⅱcの疑いで精査のため来院した.胃症状はない.

 〔胃X線所見〕幽門前庭部大彎後壁側に径4mmの星芒状陥凹と周辺に軽度の隆起を伴い,異常陥凹と認識しうる(Fig. 1).粘膜を伸展させると,長さ6mmの線状陥凹である(Fig. 2).圧迫により不規則な線状陥凹が認められる(Fig. 3).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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