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文献概要
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海外文献紹介「遺伝性非ポリポーシス型結腸直腸癌(Lynch症候群Ⅰ型・Ⅱ型)の自然史」
著者: 桜井幸弘1
所属機関: 1関東逓信病院消化器内科
ページ範囲:P.210 - P.210
文献購入ページに移動 Natural history of colorectal can, cer in hereditary nonpolyposis colorectal cancer (Lynch syndromes Ⅰ and Ⅱ): Lynch HT, Watson P, et al (Dis Colon Rectum 31: 439-444, 1988)
家族性大腸ポリポーシス(FPC)は全大腸癌の約1%とされている.しかし遺伝性の明らかな非ポリポーシス大腸癌(Lynch症候群Ⅰ,Ⅱ)は5~6%を占めるのに,臨床的にあまり注目されない,今回,この症候群10家系について家系調査を詳細に行い,116例の組織学的に確認された大腸直腸癌について検討した.
家族性大腸ポリポーシス(FPC)は全大腸癌の約1%とされている.しかし遺伝性の明らかな非ポリポーシス大腸癌(Lynch症候群Ⅰ,Ⅱ)は5~6%を占めるのに,臨床的にあまり注目されない,今回,この症候群10家系について家系調査を詳細に行い,116例の組織学的に確認された大腸直腸癌について検討した.
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