文献詳細
文献概要
--------------------
書評「消化管内視鏡ハンドブック 改訂第2版」
著者: 三宅健夫1
所属機関: 1国立京都病院
ページ範囲:P.278 - P.278
文献購入ページに移動 今回,林貴雄博士の「消化管内視鏡ハンドブック」第2版が装いも新たに刊行された.初版が1979年発刊であるから,その間,約9年間に8回増刷されたと聞いている.このような発行部数の多い医学関係の教科書としては,あまり他に類をみないのではあるまいか.それほどこの書物は多くの内視鏡医に読まれ,愛され,座右の書として白衣のポケットの中で病院中を走り廻り,そして優れた内視鏡医を育ててくれたのである.
1977年10月,第15回日本消化器内視鏡学会合同秋季大会を,私が会長として奈良市において開催させていただいたとき,パネルディスカッションとして“内視鏡検査の教育法”を取り上げたことがあった.その際,林貴雄博士と共に私はその司会を務め,本学会としては,初めて卒後教育の問題について延々3時間にわたる討論を尽くしたことがあった.
1977年10月,第15回日本消化器内視鏡学会合同秋季大会を,私が会長として奈良市において開催させていただいたとき,パネルディスカッションとして“内視鏡検査の教育法”を取り上げたことがあった.その際,林貴雄博士と共に私はその司会を務め,本学会としては,初めて卒後教育の問題について延々3時間にわたる討論を尽くしたことがあった.
掲載誌情報