文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「仮性腸閉塞患者における固形および液状食の胃排出」
著者: 白井正人1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.438 - P.438
文献購入ページに移動 Gastric emptying of mixed solidliquid meal in patients with intestinal pseudoobstruction: Mayer EA, et al (Dig Dis Sci 33: 10-18, 1988)
仮性腸閉塞症(IP)患者の腸の機能については,これまでに詳しく.調べられてきている.しかし,胃排出能については,ほとんど知られていない.特に液状食および固形食の胃排出能を同時に検索した報告はこれまでになかった.著者らは,IPと診断された患者の,胃排出の特徴を.調べると共に,迷走神経系の神経支配を内圧測定により確認し,更に血中ガストリンと膵酵素の値を合わせてその影響も検討した.11例のIP患者(女性7名,男性4名)と,年齢,性の分布が同じとなるような正常対照群7例の比較検討を行った.
仮性腸閉塞症(IP)患者の腸の機能については,これまでに詳しく.調べられてきている.しかし,胃排出能については,ほとんど知られていない.特に液状食および固形食の胃排出能を同時に検索した報告はこれまでになかった.著者らは,IPと診断された患者の,胃排出の特徴を.調べると共に,迷走神経系の神経支配を内圧測定により確認し,更に血中ガストリンと膵酵素の値を合わせてその影響も検討した.11例のIP患者(女性7名,男性4名)と,年齢,性の分布が同じとなるような正常対照群7例の比較検討を行った.
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