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今月の主題 急性胃粘膜病変(AGML) 序説
狭義のいわゆるAGML
著者: 多賀須幸男1
所属機関: 1関東逓信病院消化器内科
ページ範囲:P.609 - P.610
文献購入ページに移動AGMLとは,もちろん急性胃粘膜病変のことである.急性の胃粘膜の病変と規定すると,当然,本特集に述べられているような様々な病変が含まれることになる.しかし筆者の気持としては,AGMLというときは上記のものに限りたい.非科学的であるがAGMLと急性胃粘膜病変と分けたいのである.狭義のいわゆるAGMLとも称すべきであろうか.頭部外傷などの重篤な病変時や消炎鎮痛剤により生じた胃体部の急性胃潰瘍は,敢えてAGMLと呼ぶこともないし,小生の持つAGMLの語感に似合わない.同様な感想をお持ちの読者もかなりおられるのではなかろうか(暴言多謝).
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