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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻7号

1989年07月発行

Topics

内視鏡的胆囊ドレナージ法―ERGBD

著者: 佐藤一弘1 矢野明1

所属機関: 1仙台市医療センター消化器内科

ページ範囲:P.766 - P.767

文献概要

 はじめに

 胆囊炎は様々な原因により生ずることは知られている.臨床的に診断可能な胆囊炎の多くは,胆囊管の通過障害に起因するいわゆるobstructive cholecystopathyである.胆囊炎の治療の原則は抗生物質の投与であるが,治療に難渋する例やあるいは症状の繰り返す胆囊炎には抗生物質投与に加えて胆囊管通過障害の改善を図る必要がある.それらの例に対し,われわれは内視鏡的な胆囊ドレナージ法を試みてみた.本稿ではわれわれの行っている内視鏡的胆囊ドレナージ法(以下ERGBD)の手技を紹介し,更にERGBD施行例に関し,若干の臨床検討を行ったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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