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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻7号

1989年07月発行

Topics

内視鏡的膵石除去ならびに膵管ドレナージ法

著者: 富士匡1 大村良介1 天野秀雄1 佐々木敏行1 播磨健三1 田中慎也1 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.772 - P.773

文献概要

 はじめに

 慢性膵炎の治療は,本来,頑固なとう痛をはじめとする症状の改善に加えて,低下した膵機能の維持あるいは改善を目指したものでなければならない.しかしながら,これまでの内科的保存療法は食餌療法に加えて,鎮痙剤,トリプシン・インヒビターや消化酵素剤の投与と,糖尿病のコントロールといった対症的で消極的な治療法が中心となっている.筆者らは本症のnatural historyを受け入れた治療法ではなく,積極的に膵液のドレナージを図る内視鏡的治療法の開発を手掛けている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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