文献詳細
--------------------
海外文献紹介「Peutz-Jeghers症候群(PJS):49年間のハリスバーグ家系の臨床病理学的観察」 フリーアクセス
著者: 栗原修司1
所属機関: 1桑野協立病院
ページ範囲:P.826 - P.826
文献概要
Jeghersにより報告されたPJSの家系であるハリスバーグ家系を6世代にわたり詳細に49年間追跡し,遺伝的な影響を受けたものが家系構成員中12人も含まれ,報告された中では最も大きなPJS家系である.他の家系に比べ特徴的なのは,ハリスバーグ家の遺伝的影響を受けたメンバー全員が,粘膜色素斑と小腸過誤腫の両方を有していたことである.全患者は若年期より治療を受けており,主症状は腹痛と出血であった.
掲載誌情報