文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「無症状患者でのS状結腸内視鏡検査時に発見された小ポリープ」
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.931 - P.931
文献購入ページに移動 Small polyps found during fiberoptic sigmoidoscopy in asymptomatic patients: Achkar E, Carey W (Ann Intern Med 109: 880-883, 1988)
S状結腸内視鏡検査で,直腸からS状結腸にかけて1cm以下の小ポリープをしばしば発見する.特に5mm以下のポリープは,組織学的に過形成性のものが多いと言われるが,人によっては,腺腫のほうが多いとも言う.それが仮りに過形成性ポリープであっても,その64.7%の例に別の部位に腺腫を認めたとの報告もある.
S状結腸内視鏡検査で,直腸からS状結腸にかけて1cm以下の小ポリープをしばしば発見する.特に5mm以下のポリープは,組織学的に過形成性のものが多いと言われるが,人によっては,腺腫のほうが多いとも言う.それが仮りに過形成性ポリープであっても,その64.7%の例に別の部位に腺腫を認めたとの報告もある.
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