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文献詳細

雑誌文献

胃と腸24巻8号

1989年08月発行

文献概要

学会印象記

第37回日本消化器内視鏡学会総会

著者: 早川和雄1

所属機関: 1虎の門病院消化器科

ページ範囲:P.948 - P.949

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 第37回日本消化器内視鏡学会総会は,1989年5月11日より13日までの3日間,名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)を会場に,中澤三郎藤田学園保健衛生大学教授を会長として開催された.シンポジウム4題,パネルディスカッション4題,特別講演2題,更にsummit talk,Japan-USA satellite symposium,教育ビデオセミナーなど,多彩なプログラムが組まれ,今日の日本消化器内視鏡学の話題が網羅された感があった.一般講演題数240余,一般ポスター演題数300,総演題数は600題を超え,連日生憎の雨にもかかわらず,多数の参加者を得て,活発な討議が行われた.学会前に印象記を依頼されていたこともあり,できるだけ多くの会場に足を運ぶことを心掛けたが,なにぶん7会場に分かれており,筆者が聞きえた範囲で,若干の印象を述べてみたい.

 第1日目,朝8時55分の会長の開会挨拶には,2,000名収容の第1会場は半数以上が埋まり,会員の熱気を感じた.中澤会長は,挨拶の中で,会員全員の発言と,十分な討論を望まれ,今学会の隠しテーマは,“直接参加学会”であることを披露され,ポスター展示を重視したいと述べられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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