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文献概要
初心者講座 食道検査法・21
超音波内視鏡検査(2)
著者: 伊藤忠彦1
所属機関: 1山口大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1081 - P.1084
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超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography;EUS)は,開発されて以来,約9年が経過しているが,この短い期間にいろいろな改良が加えられ,現在では食道疾患の診断になくてはならない検査法となってきたと言っても過言ではない.
食道疾患においてEUSで得られる情報としては,①食道癌の深達度診断やリンパ節転移の診断,②粘膜下腫瘍の形態,発生母地,内部性状や壁外圧迫との鑑別,③食道壁内外の静脈瘤の性状や内視鏡的食道静脈瘤硬化療法後の効果判定,などが挙げられる.
超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography;EUS)は,開発されて以来,約9年が経過しているが,この短い期間にいろいろな改良が加えられ,現在では食道疾患の診断になくてはならない検査法となってきたと言っても過言ではない.
食道疾患においてEUSで得られる情報としては,①食道癌の深達度診断やリンパ節転移の診断,②粘膜下腫瘍の形態,発生母地,内部性状や壁外圧迫との鑑別,③食道壁内外の静脈瘤の性状や内視鏡的食道静脈瘤硬化療法後の効果判定,などが挙げられる.
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