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文献概要
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書評「大腸癌の構造」
著者: 長与健夫1
所属機関: 1愛知県がんセンター
ページ範囲:P.118 - P.118
文献購入ページに移動 この本は「大腸癌の構造」という地味な書名で,このタイトルを見ただけでは著者の言わんとするところがよくわからないが,そのページを繰ってゆくと,そこには画期的な内容が盛られていることが理解されてくる.
大腸癌のほとんどすべてはポリープ状の大腸腺腫を母地として発生するというのが今までのこの領域の常識であり,事実成書にもそのように書かれてあるものが圧倒的に多い.その常識を打ち破り単行本として初めて新説を世に問うたのがこの本であると言ってよいであろう.
大腸癌のほとんどすべてはポリープ状の大腸腺腫を母地として発生するというのが今までのこの領域の常識であり,事実成書にもそのように書かれてあるものが圧倒的に多い.その常識を打ち破り単行本として初めて新説を世に問うたのがこの本であると言ってよいであろう.
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