文献詳細
文献概要
--------------------
海外文献紹介「Crohn病における肛門および大腸直腸周囲の瘻孔や膿瘍の内視鏡的超音波検査」
著者: 中村恒哉1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.1342 - P.1342
文献購入ページに移動Endosonography of peri-anal and pericolorectal fistulaand/or abscess in Crohn's disease: TL TIO, et al(Gastrointest Endosc 36: 331-336, 1990)
経直腸的内視鏡超音波検査(ES)が臨床的に痩孔や膿瘍の疑われる36人のCrohn病患者に実施された.
17人は外科的治療が,19人は内科的治療が実施された.ES所見で肛門直腸腔に隣接する低エコーもしくは無エコーの管腔様構造(癒孔)は,前者で15人に後者で17人,計32人に見つかった.また痩孔に隣接する,あるいは痩孔と交通した無エコーの腔(膿瘍腔)は前者で14人に,後者で15人に見つかった.膿瘍を認めない残りの患者では痩孔のみが認められた.痩孔造影は前者では5人,後者では4人に実施された.
経直腸的内視鏡超音波検査(ES)が臨床的に痩孔や膿瘍の疑われる36人のCrohn病患者に実施された.
17人は外科的治療が,19人は内科的治療が実施された.ES所見で肛門直腸腔に隣接する低エコーもしくは無エコーの管腔様構造(癒孔)は,前者で15人に後者で17人,計32人に見つかった.また痩孔に隣接する,あるいは痩孔と交通した無エコーの腔(膿瘍腔)は前者で14人に,後者で15人に見つかった.膿瘍を認めない残りの患者では痩孔のみが認められた.痩孔造影は前者では5人,後者では4人に実施された.
掲載誌情報