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今月の主題 早期胃癌類似進行癌の診断 誌上カンファランス
「この症例をどう読むか―早期胃癌類似進行癌の診断」
著者: 八尾恒良1 相部剛2 高木國夫3 中野浩4 西澤護5 西俣寛人6 廣田映五7 渕上忠彦8 細井董三5 丸山雅一9 望月福治10 吉田茂昭11 芳野純治12 渡辺英伸13
所属機関: 1福岡大学筑紫病院内科・消化器科 2山口大学第1内科 3林外科病院 4藤田学園保健衛生大学消化器内科 5東京都がん検診センター 6鹿児島大学第2内科 7国立がんセンター研究所病理 8松山赤十字病院胃腸センター 9癌研究会付属病院内科 10仙台市医療センター 11国立がんセンター内科 12藤田学園保健衛生大学第2病院内科 13新潟大学第1病理
ページ範囲:P.1383 - P.1413
文献購入ページに移動13名の読影者に(A)(B)の用紙を配布し,(A)には1)深達度,2)診断に有用であった検査法,3)組織型,について記載してもらった.この際,深達度については,①m,②sm,③pm,④ss以上と分類し,いずれかを○で囲んでもらった.
更に(B)には 1)病変の拡がり,2)浸潤様式をシェーマとして記入してもらった.このシェーマから,例えば(A)の用紙に読影者がpmと記載していても,少量の癌がpmに浸潤したと考えていたのか,大量のpm浸潤と考えていたのかを判定した.なお,臨床の先生には臨床材料のみ,病理の2名の先生にはX線,内視鏡などの臨床材料のほかに,マクロのスライドまでみていただいたうえで記入していただいた.
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