icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸25巻2号

1990年02月発行

--------------------

海外文献紹介「大腸癌患者の配偶者における癌の頻度」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.215 - P.215

文献概要

 Cancer incidence among spouses of patients with colorectal cancer: Mellemgaad A, Jensen OM, Lynge E (Int J Cancer 44: 225-228, 1989)

 高脂肪,低線維食が大腸癌の危険度を増強することは定説である.夫婦はかなり長期間同じ食事を摂るゆえに,大腸癌患者の配偶者は,当然大腸癌のリスクが高いことが予想される.大腸癌とリスク因子を同じくする子宮体癌,乳癌,前立腺癌,胆囊癌,膵癌などのリスクも高くなるはずである.この仮説を解明しようとしたこれまでの研究は,いずれも規模が小さく,信頼できる結論に至っていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら