文献詳細
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文献概要
本書の著者の1人である狩谷 淳先生は1988年5月に他界されている.しかし,本書の序文は,既に,その前年に書かれたものである.本書は,先生が一生を消化管のX線診断と治療に情熱を傾けてこられた総仕上げの作品である.まさに診断の精髄を伝えている.共著の間山素行先生も,共に仕事をし,苦しさも満足感も分かち合った仲の共同研究者である.読影はあくまで理論的である.非常に厳しい.性格がそのまま現れている.
消化管のX線診断について,狩谷先生と直接に語り合いたいと何度も思っていた.しかし,ついにその機会を得なかった,残念に思う.本書を残されたことが,それだけ嬉しく,また,同志的な喜びにもつながる.
消化管のX線診断について,狩谷先生と直接に語り合いたいと何度も思っていた.しかし,ついにその機会を得なかった,残念に思う.本書を残されたことが,それだけ嬉しく,また,同志的な喜びにもつながる.
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