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書評「超音波診断へのアプローチ 腹部」
著者: 福田守道1
所属機関: 1札幌医科大学
ページ範囲:P.372 - P.372
文献購入ページに移動 医学書院より今回出版された東義孝,松本廣嗣両氏による著書,「超音波診断へのアプローチ 腹部」は,いわゆる超音波診断法の解説書ではなく,むしろ自習書ともいうべき特異な目的をもった書物である.
超音波診断はリアルタイム法の出現以来,特にその非侵襲性,経済性,そして診断結果の迅速性などから臨床各分野に広く普及するに至った.超音波プローブを当てるだけで皮下組織から体腔内深部臓器まで手軽に画像として認識できるこの診断法は,放射線照射を浴びる心配もないなど診断を受ける患者にとっても大変な福音となっている.
超音波診断はリアルタイム法の出現以来,特にその非侵襲性,経済性,そして診断結果の迅速性などから臨床各分野に広く普及するに至った.超音波プローブを当てるだけで皮下組織から体腔内深部臓器まで手軽に画像として認識できるこの診断法は,放射線照射を浴びる心配もないなど診断を受ける患者にとっても大変な福音となっている.
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