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文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻1号

1991年01月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌―診断の基本と方法 主題 Ⅱ.方法論の展開―現状と将来の明暗

電子スコープによる診断理論

著者: 岡崎幸紀1 川野博章1 三好弥寿彦1 三谷郁生1 村上不二夫1 森本哲雄1 守田知明2 松井則親2 原田幹彦2 兼行俊博2

所属機関: 1山口県厚生連周東総合病院内科 2山口県厚生連周東総合病院外科

ページ範囲:P.71 - P.78

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要旨 現在の電子スコープ中,最も画素の多いEVG-HRのルーチン検査としての使用経験から,早期胃癌診断への応用についての検討を行った.画像は他器種より優れているが,早期胃癌の性状診断では分化型胃癌の範囲の診断,Ⅱbの診断には問題が残っている.微小胃癌の診断には今なお有用性は示されていない.しかし,今後の電子スコープの進歩はこれらの問題を解決していくものと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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