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文献概要
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海外文献紹介「炎症性腸疾患患者の妊娠におけるAzathioprine使用の安全性」
著者: 松浦昭1
所属機関: 1愛知県がんセンター病院消化器内科
ページ範囲:P.98 - P.98
文献購入ページに移動Safety of azathioprine in pregnancy in inflammatory bowel disease: Al-stead EM, et al (Gastroenterology 99: 443-446, 1990)
azathioprineは,高用量の動物実験で催奇形性がみられるが,人間では認められていない.実際,腎移植を受けた患者や全身性エリテマトーデス患者の妊娠の際,azathioprineが安全に使用されたことが報告されている.しかし,炎症性腸疾患では,意見の統一がみられないため,著者らはこの点について検討した.
azathioprineは,高用量の動物実験で催奇形性がみられるが,人間では認められていない.実際,腎移植を受けた患者や全身性エリテマトーデス患者の妊娠の際,azathioprineが安全に使用されたことが報告されている.しかし,炎症性腸疾患では,意見の統一がみられないため,著者らはこの点について検討した.
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