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今月の症例
胃体上部前壁早期類似進行癌と噴門部早期癌の重複癌
著者: 小田代一昭1 美園俊明1 西俣寛人1 山下正策2 瀬戸山史郎3
所属機関: 1鹿児島大学第2内科 2協愛病院 3鹿児島大学臨床検査医学講座
ページ範囲:P.1094 - P.1096
文献購入ページに移動〔X線所見〕半立位腹臥位第1斜位像(Fig. 1a).噴門部後壁の小さな不整形のニッシェとその周囲を囲む微細な顆粒状陰影が描写されている(Ⅱcと診断).また胃体上部前壁に比較的境界明瞭な淡いバリウム斑の中に大小不同の顆粒状陰影と微細なバリウム斑が認められる(Ⅱc類似進行癌と診断).
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