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文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻3号

1991年03月発行

今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(1)―根治を目的として

序説

早期胃癌の内視鏡的切除―根治を目的として

著者: 大柴三郎1

所属機関: 1大阪医科大学第2内科

ページ範囲:P.253 - P.254

文献概要

 早期胃癌の内視鏡治療は何らかの理由で胃切除術ができない患者に対してレーザー治療を主体として十余年前より行われてきている.今日,ここに序説を記すには内心忸怩たるものがあるが,本誌では“根治を目的として”取り上げるので少し角度を変えて述べてみる.

 人の能力は多種多様であるが,それぞれ限界があり,その殻の中で考え,表現し,努力実行が果たされている.この殻を突き崩すことは必ずしも容易でなく,これを脱却して新しい視野の中で事象を開拓してゆくことのできる人こそ学問の進歩に寄与できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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